港川小「カーミージー探検隊」の海の観察会2日目。
今日は3、4組さんが海に行きました。
今日も素晴らしいお天気! 梅雨は … 中休み?まさか、明けた??
昨日、護岸を越えるのにちょっと苦労していた子どもたち。
自治会から、道路工事主体の一つである南部国道事務所に連絡を入れて、
急遽、工事現場の方々が臨時の階段を設置してくださいました!
感謝!
やはり、学校が外に出かけるときは、地域や関係者と丁寧に連絡を取り合うと、
みなさん出来る範囲で協力してくださるし、物事をスムーズに進めることが
できるのだと、再認識。
さぁ、3、4組さんお待たせしました!
自治会の他、PTAのみなさんもサポートにご参加くださいました。
子どもたちにも、たくさんの大人の協力があることを伝えます。
では、いよいよ海へ?!
一度に海に出ると渋滞するので、4組さんは先に岸辺をじっくり見ましょう。
実はこの場所に、あの色がきれいなルリマダラシオマネキが住んでいるんです。
素通りはもったいない!
みんな、たくさん見つけていましたよ!
それから、全員で海へ出ました。
今日も大ものがー!
なんとタツノオトシゴの仲間、オオウミウマ。
この仲間はとっても繊細で、追いかけ回してつかまえたり、バケツに入れて持って歩くだけで
体が弱ってしまいます。なので、傷つけないようにやさしくケースに入れて観察したら、
すぐに海に返してあげました。
見つけたクモヒトデをみんなで観察中。手触りはどんな感じ?
岩ゆっくり起こしたら、裏側にこんな大きな卵塊!
かなり大型の巻貝が産んだ、卵のカプセルだと思いますが、何の種類か分からない。
去年もこの時期、同じ卵塊を見つけているんですけれどもね。
イシヨウジもいました!ヨウジウオは、これもタツノオトシゴの仲間です。
お腹が太いですね。これは卵を抱えた …… オス!
タツノオトシゴやヨウジウオの仲間は、メスが産んだ卵をオスがお腹に抱えて守るんです。
今日も絶好の観察会日和。
これ写真に撮ってー、と持って来たのでパチリ。
リュウキュウバカガイです。
広い海は気持ちがいいけれど、そろそろ岸に戻りますよー。
階段のおかげで、護岸越えもスムーズです。
子どもたちが着替えて集まった後、サポートメンバーから一言ずつ終わりの言葉をもらって、
子どもたちからの感想も聞かせてもらいました。
自治会のみなさんからサーターアンダギーの差し入れまで頂いて、良かったね!
今年も無事に2日間の観察会が終わりました。
こうした企画は、毎回、本当にたくさんの方々の協力で成り立っているんだなぁ…と実感します。
学校の先生方はもちろん、自治会のみなさん、地域のサポーターのみなさん、PTAのみなさん、
そして私達のような専門家と呼ばれる立場の人間も含めて。
海の自然を学ぶだけでなく、人と人とのつながりや協力することの大切さも、
子どもたちに少しずつ伝えていていけたらいいですね。
みなさま、どうもありがとうございました。
来週の調べ学習では、また学校にお邪魔しますので、
子どもたち、一緒にがんばろうね!