7月13?14日の土日、漫湖水鳥・湿地センター

「沖縄県こども環境会議」が開かれました。

Mが両日のコーディネーター、Nは2日目のフィールドガイドを担当しましたので、

その様子をご報告しましょう。

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この会議は、県内の湿地や海辺で環境保全活動をしている小学生?高校生が

年1回集まって、活動報告や交流を行うもの。

しかし、前日までの台風7号のおかげで

今年は残念ながら、宮古と石垣のグループが参加できず。

久米島のグループも飛行機が遅れに遅れ、開始時刻に間に合わず …

で、午後の開会式は地元の漫湖と北部・喜如嘉の2団体のみとなりました。

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まぁそれでも、せっかく集まったみなさんと、楽しく始めましょう?

誕生日順に並んでもらい、4つの季節にグループ分けして、

その季節にちなんだグループ名を考えてもらった後に、

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取り出したのは、地球、のビーチボール。

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漫湖は河口域で海との繋がりは実感できるけれども、

喜如嘉のグループは田んぼに訪れる鳥を観察しています。

そこで、田んぼと海も「水」で繋がっているんだよ、という話をしたあとに、

地球の海と陸の割合は 7:3 って、ホントかな?というのを

地球ボールを投げ合って確かめてみました。

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ボールを受け取ったときに、左右どちらかの親指が当たった場所が、海か陸かを

言ってもらいます。 その回数を重ねていくと … 7:3 に近づくはずが、

今回は何故か陸が多め(笑)。まぁそういうこともあるさ?

 

そうして少しリラックスしてもらってから、

各湿地の紹介をしてもらいました。漫湖の子どもエコクラブのみなさんと、

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喜如嘉小学校のみなさんです。

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そのあと、講話予定のF氏の到着が遅れたので、ピンチヒッターに

Nが少しだけカニの話をしたあとに、

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無事やってきたF氏による漫湖の説明と、

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とよみ大橋の下の干潟でミニ観察会。

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ここから、久米島チームがやっと到着して合流。よかったー!

みんなでオキナワハクセンシオマネキに触ってみることができました。

 

さて、ここで子どもたちは糸満青少年の家に移動。

夕ご飯をいただいたあと、1時間ほど夜の研修会です。

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こども環境会議では、最後に大会宣言を作っています。

各湿地の子どもたちの交流を通して、みんなが感じ思っていることを

言葉にまとめてみよう、ということですね。

 

そこで、この時間はその準備として、5つの質問を順番に出して

みなさんに書いてもらいました。

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★自分たちの活動場所の自然環境について★

1. 自分の一番のお気に入りは?(場所、風景、生物など …)

2. そこの自然環境について、気になっていること

3. 自分たちの活動でこれからやっていきたいこと

4. 自分が大きくなっても、残していきたいと思うもの

5. 大人たちへ一言!

 

そうしたら、それをグループ内でまとめて、

☆ みんなの書いた中に何度も出て来る、共通する言葉

☆ 1度しか出て来なくても、これ大事!と思った言葉

を「キーワード」として抜き出してもらいました。

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引率やスタッフの大人たちも、子どもたちの作業をじーっと見ているだけでは

つまらないので、大人チームとして作業してもらいましたよ。

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「大人たちへ一言」は「子どもたちへ一言」に変えて。

これ、けっこう大人も盛り上がっていました。

1日目の作業はここまで?。2日目?に続きます!