浦添市の西海岸の那覇寄りには
西洲(いりじま)という埋め立て地があります。
ここの護岸沿いには素晴らしいサンゴ礁が残されていて、
久しぶりに二人で泳いできました。
泳ぎながらの写真は上手ではないけれど、
この海の雰囲気が伝わるように、何回かに分けてご紹介しましょう。
護岸の内側にたくさんのごみ袋。ビーチクリーンの後なのかな?
護岸の石積みを越えて、海に入ります。
… とすぐに、Nが声をかけてきました。
「ハブクラゲいるよー!」
うっわ …?? 真ん中の縦すじが、ハブクラゲの触手です。
これ、よほど気をつけないと水中で見えません。
水着で泳ぎに来た子どもたちがいたので、声をかけて注意しておきました。
どうしても泳ぐなら、ラッシュガードが必須です。お酢もね。
お酢は、ハブクラゲに刺された時に、皮膚の上に残った触手の刺胞を固めて
それ以上刺されないようにしてくれますが、傷は直してくれません。
毒が強いし痕に残るかもしれないので、刺されたら必ず病院に行きましょう。
また、お酢が効くのはハブクラゲだけです。他のクラゲやイソギンチャクに刺されても
お酢はかけないでくださいね。
さて、岸からすぐのところに、こんなカゴが沈めてあって、
ありゃ、マンジュウヒトデにたくさんの大きなコブヒトデ。傷んでいるのもある。
巨大なクロエリナマコやシカクナマコも。
ペット業者?どこかのタッチプール用?よく分からないけれど、
状態が良くない。これじゃヒトデもナマコもご飯食べられないよー …
ううむ … と思いつつ先へ。
枝状サンゴと塊状のハマサンゴ。
ハマサンゴには、お約束のイバラカンザシ。かわいいです。
海底にこんなサンゴ礫の小山があったら、触ってはいけません。
ラッパウニがカモフラージュしていますから。隙間から見えるラッパ状のトゲには
毒針が隠れています。
海底によくいるダンダラトラギス。
護岸の近くにもサンゴが群生しているので、魚がたくさん見られます。
ミスジリュウキュウスズメダイ。黒帯が3本で「ミスジ」。
ちなみに「フタスジ」や「ヨスジ」もいます。
こちらはクラカオスズメダイ。
その2 に続きますー。