今日は?漫湖水鳥・湿地センター で、夏休み恒例のカニの観察会
「漫湖のカニ探検隊」を行いました。
毎日暑いけれども、カニたちは元気でいるかな?
本日の黒板セッティングはこんな風に。
椅子の上にいるのはカニ博士です。
まずは室内で、今日見に行くマングローブ林の自然と
そこに暮らすカニたちの説明をしました。
今日の観察会は2本立て。まずは木道から観察します。
甲羅が黒いタイプのベニシオマネキや、
リュウキュウシオマネキ。
メヒルギの花の時期はもう終わりだけれども、1本だけ花を残している木がありました。
白く目立って開くのはがくで、花びらは白い糸くずみたいな方。
木道もなかなか暑いので、いったんテラスの日陰に戻って休憩したあと、
今度はセンタ?裏手の干潟に出ます。
この場所も、オカガニの巣穴がたくさん開いているんですよ。
ふと見上げると、小さな鳥の巣。メジロかな?
メヒルギの林を抜けます。
木の幹の下の方に巻貝がくっついています。イトカケヘナタリ。
泥色でみんな気づかず。(笑)
開けた場所に出ました。潮の満ち引きのある場所だけれども、
今日は地面も乾き気味。
オキナワアナジャコの小さな塚を見つけて、巣穴を確認してみたり、
みんな思い思いにカニ探し。タイワンアシハラガニが多かったかな。
干潟でこういう水たまりの穴を見つけたら、手を入れない方がいい。
ノコギリガザミが隠れているかもしれません。挟まれたらとっても危ないよ!
オキナワハクセンシオマネキが、さかんにハサミを振っていました。
参加者に見せるために、近くにいたのを1匹だけ捕まえてみる。
こちらは男の子が捕まえた、ヤエヤマシオマネキ。ハサミが立派ですね!
部屋で事前に解説し、次に木道から見やすい位置でカニを観察し、
そのあと干潟で実際にカニを触ることもできて、
なかなかバランスの良い観察会になったような気がします。
最近は特に暑いので、熱中症対策に、途中で日陰休憩を挟めるのも良かったですね。
次回の漫湖のカニ観察会は8月18日(日)、今日から申し込み開始だったけれど、
初日で満員になったそうです!ありがとうございます?。
8月24日(土)には室内プログラム「カニ博士の部屋」もありますよ。
こちらは観察会に参加したことがあって、もう少しカニのことを深く知りたい
子どもたち向け。申し込みは8月10日から センタ? まで。
漫湖は木道も延長整備されて、観察が楽しめるようになっています。
でも昼間はやっぱり暑いので、熱中症には気をつけながら、
またたくさんのカニに会いに来てくださいね!