今日は?漫湖水鳥・湿地センター で、夏休み恒例のカニの観察会

「漫湖のカニ探検隊」を行いました。

毎日暑いけれども、カニたちは元気でいるかな?

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本日の黒板セッティングはこんな風に。

椅子の上にいるのはカニ博士です。4seiza04.gif

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まずは室内で、今日見に行くマングローブ林の自然と

そこに暮らすカニたちの説明をしました。

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今日の観察会は2本立て。まずは木道から観察します。

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甲羅が黒いタイプのベニシオマネキや、

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リュウキュウシオマネキ。

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メヒルギの花の時期はもう終わりだけれども、1本だけ花を残している木がありました。

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白く目立って開くのはがくで、花びらは白い糸くずみたいな方。

 

木道もなかなか暑いので、いったんテラスの日陰に戻って休憩したあと、

今度はセンタ?裏手の干潟に出ます。

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この場所も、オカガニの巣穴がたくさん開いているんですよ。

 

ふと見上げると、小さな鳥の巣。メジロかな?

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メヒルギの林を抜けます。

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木の幹の下の方に巻貝がくっついています。イトカケヘナタリ。

泥色でみんな気づかず。(笑)

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開けた場所に出ました。潮の満ち引きのある場所だけれども、

今日は地面も乾き気味。

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オキナワアナジャコの小さな塚を見つけて、巣穴を確認してみたり、

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みんな思い思いにカニ探し。タイワンアシハラガニが多かったかな。

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干潟でこういう水たまりの穴を見つけたら、手を入れない方がいい。

ノコギリガザミが隠れているかもしれません。挟まれたらとっても危ないよ!

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オキナワハクセンシオマネキが、さかんにハサミを振っていました。

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参加者に見せるために、近くにいたのを1匹だけ捕まえてみる。

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こちらは男の子が捕まえた、ヤエヤマシオマネキ。ハサミが立派ですね!

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部屋で事前に解説し、次に木道から見やすい位置でカニを観察し、

そのあと干潟で実際にカニを触ることもできて、

なかなかバランスの良い観察会になったような気がします。

最近は特に暑いので、熱中症対策に、途中で日陰休憩を挟めるのも良かったですね。

 

次回の漫湖のカニ観察会は8月18日(日)、今日から申し込み開始だったけれど、

初日で満員になったそうです!ありがとうございます?。

 

8月24日(土)には室内プログラム「カニ博士の部屋」もありますよ。

こちらは観察会に参加したことがあって、もう少しカニのことを深く知りたい

子どもたち向け。申し込みは8月10日から センタ? まで。

 

漫湖は木道も延長整備されて、観察が楽しめるようになっています。

でも昼間はやっぱり暑いので、熱中症には気をつけながら、

またたくさんのカニに会いに来てくださいね!