今日は、宮城島で マングローブEEクラブ さん主催のイノー観察会がありました。

ここのイノーは比較的狭く、浜の近くにサンゴ礁の礁縁部があります。

ということは、潮が引いている時間は短いけれども、

広いイノーだったらずいぶん遠くまで歩かないと見られないような、サンゴ礁性の

生き物たちがすぐそこで見られる、なかなか面白い場所でもあります。

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朝、集合したのは旧・宮城中学校。ここは昨年3月に統廃合されて、

今は残された校舎を?マングローブEEクラブ?さんが活動に使わせて頂いているとのこと。

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今日の参加者は、地元の宮城児童館や市外からのご家族など、50名ほどのみなさん。

まずは海の危険生物や海の観察の諸注意など。

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そのあと、本当は30分ほど山道を歩いて海に行く予定でしたが、

海への砂利道が補修されているとのことで、車で移動することができました。

熱中症がちょっと心配だったので、助かりましたー。

 

目指すはこの海です!

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砂浜は本当に暑いので、荷物置き場と休憩所をかねて、布でタープを張っておきました。

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みんな暑いので、最初は日陰から出たがらず(特に大人)。?3shizen01.gif?1kao09.gif

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なので、まず、こういう岩陰だけに住む貝がいるんです、という解説を。

キバアマガイと、リュウキュウフナムシが2匹。

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本土の海岸の岩場にはフナムシがざわざわといるので、みんな知っているし

あまり人気はないですが、沖縄の海岸にはフナムシが少なく、

子どもたちも初めて見た様子。

 

岩の高い場所にはコンペイトウガイがいます。金平糖みたいなとげとげ。

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まだ潮が引かないので、磯伝いに観察していきました。

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分かりにくいけれど、イソアワモチが2匹。

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波打ち際で、枯れて漂う海草の葉っぱにまぎれたヘコアユの子どもを発見!

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みんな逆さまの姿勢で立ち泳ぎ。

 

箱メガネで、何が見えるかな??

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子どもたちにはナガウニを触ってもらったり。

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アオボシヤドカリを2個体も発見。ふつう、岸近くではあんまり見ない種類。

体が平べったーいので、イモガイの貝殻にフィット。

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子どもたちがタコの子どもを見つけた!

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だんだん潮が引いて来たので、イノーの中に歩いて行ってみましょう。

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小さなヒメジャコや、

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ニシキノキバフデを見つけたり。

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お、これは触ったら危ないので、Nが獲りました。

ハナミノカサゴの幼魚だ!かわいい?

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今日はずっと、こんな雲が見えていました。気持ちのいい空。

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アオヒトデはみんなたくさん見つけて、最後にイボヒトデに出会う。

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暑さのせいか白くなってたサンゴと、元から白い海藻のウスユキウチワ。

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まだ遊びたいけれども、お昼になったしそろそろ戻りましょう?

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海に出ている時はみんな夢中だけれども、浜に戻ると暑い!ので、みんな日陰に避難。

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子どもたちは遊び足りなくて、まだ海に。?1kao09.gif

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ふりかえりの会では、何人かの方から感想を発表していただきました。

みなさま暑い中、本当にお疲れさまでした!

このあとみんなで、日陰で海を見ながらお昼ごはん。

おにぎりやサーターアンダギー、ごちそうさまでした!美味しかったです?

 

みなさん、またこの海に遊びに行きましょうね!

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ご参加のみなさん、そして主催の マングローブEEクラブ?のみなさん、

どうもありがとうございました。

 

家に帰ったら、今日の夕焼けがまた美しかった!

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さぁ、明日は国頭村まで遠征します。