毎年、宜野座の子どもたちに向けた「がらまんキッズスタジオ」という
演劇ワークショップを主催しています。
夏休みにたくさんのワークショップを行い、その体験を元に、
演劇指導のUさんが子どもたちと一緒にオリジナルの台本を作り、
最後にがらまんホールの大舞台に立つ!というもの。
今回は自然体験と宿泊体験をかねて、国頭村にやってきました。
私たちは、ここで昼間の海の自然体験をお手伝いです。
自然体験のフィールドにしよう、と下見に立ち寄った浜。わくわく。
この日、まず向かったのは佐手小学校。
今回は、がらまんキッズのメンバーと佐手小のみなさんが合同で
1泊2日の宿泊&自然体験を行います。
黒板の上に、… なんだか面白いですねー?
佐手小は全校児童が11名だとか!今日はそのうち半分くらい子のが
参加してくれました。
Uさんによるアイスブレイクのあと、MとNとで海に行く前の説明を行って、
佐手小から1kmほど南の謝敷の浜へ。
潮の引いた岩礁のタイドプールで生きもの探しをしました。
今日はとにかく、クモヒトデがたくさん!
ちょっと珍しいと思った、ウデフリクモヒトデの、盤が白いタイプ。
海草も生えず砂もあまりないこんな岩盤に、なぜかオオイカリナマコ。
沖側にはサンゴが生えているのですが、浅いタイドプールの水が
暑さでお湯のよう。キクメイシは耐えていますが、ミドリイシはだいぶ白化。
小さいヒメジャコですが、これも白化!
そう思って見ると、うんと浅い場所に取り残された魚たちが、
耐えきれずに湯だっていました。あらら… 。
スズメダイの仲間や何かの幼魚も。ちょっと暑すぎですね。
観察している人間も、熱中症には気をつけないと。
そんなわけで、全体に生き物の数も種類も少なめ。
でも、子どもたちは初めて見たり触ったりする海の生き物に大はしゃぎでした。
さて(笑)小学校に戻ったら、Uさんが、
「今見て来た生き物の中からどれか1つ決めて、体で表現せよ」
「こ?んなふうに? … 」
「こ?んな感じだったよ?」
それをみんなで一斉にやってみる。
床に転がって ゴロゴロするもの、体や腕をくねくねするもの、
丸くなってじっとするもの、少しずつ動くもの …
それが何の生き物か当ててくださいって言われて、だいたい分かるけど、
難しいのもありました。
ここから、どんなシナリオが生まれてどんな舞台が作られるのか、
今年も楽しみです? ?
本番は9月7日、みんながんばってね!