その1?の続きです。
ハマサンゴが立ち並ぶ場所があって、そちらの方に行ってみました。
が、サンゴの下側がえぐれてキノコ型に … ?
これおそらく、下に詰まっていたはずの砂が台風で移動したんじゃないかな。
ハマサンゴの岩陰には、たくさんの小魚たち。
ケヤリムシの仲間、インドケヤリがハマサンゴの壁穴に住んでいます。
ハマサンゴ表面の白い傷は、ブダイの仲間などがかじった痕。
大きい魚がたんくさんいる、しかも近づいてもあまり逃げないなぁ、
と思っていたら。
ホンソメワケベラがいて、クリーニング中だった!
体表の寄生虫をつついて食べて、掃除してくれます。
周りで、掃除待ちの魚たちがうろうろ。
その中に、サザナミヤッコの幼魚もー!(ピンぼけだけど!)
こちらの岩の下も魚影が濃い。
赤いのはテリエビス、銀色のはホソエビスかウケグチイットウダイ、たぶん。
潜ってのぞき込んだら、左上にハナミノカサゴの大きいのがいてドキッ。
ハマサンゴは、以前までの感じとやはり違っている。
台風でずいぶん崩れたようなのもあるし、基部がスカスカになっているのも。
周りの海草がすぐに回復しているので、そうは思えない風になっているけれども。
まぁでも、今生きているものたちは、みんな元気そうではあります。
イバラカンザシは前はもっとあったのだけれど。また増えるかな。
イシヨウジがいました。お腹が大きいみたいなのでオスでしょう。
チョウチョウウオの仲間、チョウハン。
少し沖には、海藻類の多いガラモ場もあります。
これは気をつけてほしい、ハナブサイソギンチャク。非常に毒が強く触れると痛いです。
わ、ウミヘビが、逆立ちしてる!
クロガシラウミヘビかなぁ、頭を砂地につっこんで、エサを探している模様。
こっちにもウミヘビ?!
いや、ウミヘビには蛇、つまり爬虫類のウミヘビと、魚類のウミヘビがあって、
これは顔が細くて体にヒレがある、魚のウミヘビの方。シマウミヘビ。
キリンミノもいるし、
こっちはまたハナミノカサゴ。
ガンガゼも。危険生物シリーズ。でもみんなかっこいいんですよねー。
マンジュウヒトデを見つけたら、
そーっと裏返して表面をよく見ると、小さなエビが歩いています。
こちらのマンジュウヒトデも …
裏返したら、あっ!
写真には間に合わなかったけれど、右下の小さなキクメイシのサンゴに覆いかぶさり、
真ん中の口から胃袋を反転させて外に出し、キクメイシに押し付けて消化中だった!
マンジュウヒトデがサンゴを食べることは知っていたけれど、
その現場を見ることはなかなかありませんでした … キクメイシを食べるのかー
まだ続く!
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