19日のお昼の干潮時に、大度海岸でサンゴの状況を確認。
一部が白化したサンゴ群体は、イノーの中よりも、
外洋に面した場所で
数多く見られました。

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 イノーの中の個体は、見える範囲ではほとんど白化していません。
もともと暑さに強い群体が
生き残っているのかも。

 オーストラリアでは、サンゴ礁が広範囲に白化したのに続き、
西海岸のマングローブ林が700Km(7,000ha)にわたって枯れたそうです。
沖縄のマングローブは大丈夫かな〜。

 森が大規模に枯れれば、雨季には陸から大量の有機物や
栄養塩類が、海に流入することが考えられます。
そうなれば、沿岸でプランクトン類が大繁殖して赤潮となり、
いずれは水中の酸素が一気に消費されて、
沿岸の生態系はさらに深刻な状態となるかもしれません。