ちょっと風が強いけれども、お天気の良い日曜日。3shizen01.gif

子どもたちにとっては、春休み最後の日曜日。2kimochi06.gif

そして、とても潮がよく引く日曜日!3shizen25.gif

 

あーまんシアターでもお世話になっているTさんのご家族と一緒に、

恩納村の真栄田岬の礁原を歩きに行きました。

 

早速見つけた、ツノテツレイシ。

Mはいまだに、ツノテツレイシと?ツノレイシ?と?テツレイシ?と?コオニコブシ?を

間違えます … 脳内メモリー不足!?1kao16.gif

 

目玉模様の ジャノメナマコが、体の上にゼニイシをたくさん乗せてカモフラージュ?

ゼニイシっていうのは有孔虫 … 星砂の親戚ですよー。

 

キイロイガレイシガイ。岩に張り付いているのをめくったら、写真の貝の右脇にある

小さな穴に、黄色く長?い吻を差し込んでお食事中でした。

ちなみにこの小さい穴は、たぶん岩盤の中に住む穿孔性の二枚貝の水管孔かと。

 

岩をめくってみたら、にぎやかだった!

左の白いひだひだは、イモガイ類の卵嚢。真ん中にいるのがハナビラダカラ。

右側の緑っぽい方は … イソアワモチの仲間で平べったいタイプ。

これ、裏側の足は細長くて、ひだの部分が大きい。よく見るイソアワモチとは種類が違うはず。

 

… とまぁ、にぎやかなサンゴ礁。ご夫婦で何やら真剣に観察中。2kimochi01.gif

大人も夢中になれるのって、素敵ですよねー。

大人がちゃんと面白がっていると、子どもたちも興味を持って付いて来るんじゃないかなって

思います。

 

サメザラガイ、生きてました!鱗状のサメ肌のような、皿貝、という名前です。

 

テッポウエビの仲間。片手がうんと太くて大きい。磯を歩いて、パチパチ、プチプチと

聞こえるのは、これが出す音です。

 

Tさんがどうしても見てみたい?と言っていた、ヒラムシを、見つけましたよ!

ヒョウモンヒラムシです。豹紋 … アニマルプリントね。

小さい甲殻類などを食べる肉食動物。

ヒラムシをつかまえてバットに入れたら、子どもたちが「カニも入れてみる!」と

言うので、やってみました。

すると … バットの中をうろうろしていたカニが、ヒラムシの体に触れたとたん

瞬間的にバッと飛びのく!

「こいつヤバい!」と分かるんですね?。すごいです。

 

岩の下の潮溜まりポイントに来ました。

 

ここは結構深くて、良い観察ポイント。中は天然の水族館。

 

潮溜まりの周囲にはサンゴが元気に生えています。 ユビエダハマサンゴ。

 

こちらは板状になる、シコロサンゴの仲間。

 

塊状ハマサンゴには、イバラカンザシが住んでいます。色がかわいいね。

イバラカンザシはゴカイの仲間。2つのぐるぐるは鰓冠(さいかん)といって、

呼吸に使う鰓(えら)でありつつ、浮遊物をつかまえて食べる触手の役割をします。

ちょいと触るとすぐに引っ込む、しかも蓋つき。

 

同じハマサンゴに、フタモチヘビガイも住んでいました。蓋つきの丸い孔です。

これは孔から粘液の糸を回りに伸ばして、それに引っかかった浮遊物をたぐり寄せて食べます。

クモの巣の糸のような感じですね。

 

さて礁原に戻って、今度はアカイガレイシガイ。黄色地にピンクまだらが美しい。

 

子どもたちがつかまえてきたクモヒトデの仲間。ヒゲトゲクモヒトデかなぁ?

腕が細長くて、黄色い縦スジにまだら模様、腕も盤も全体にけばけばでした。

 

こちらはいつものトゲクリイロナマコ。

 

ニセクロナマコも触手を伸ばして元気にお食事中。

 

その2に続く?。