その1?の続きです。

ハマサンゴが立ち並ぶ場所があって、そちらの方に行ってみました。

が、サンゴの下側がえぐれてキノコ型に … ?

これおそらく、下に詰まっていたはずの砂が台風で移動したんじゃないかな。

130615_23

 

ハマサンゴの岩陰には、たくさんの小魚たち。

130615_24

 

ケヤリムシの仲間、インドケヤリがハマサンゴの壁穴に住んでいます。

130615_25

 

ハマサンゴ表面の白い傷は、ブダイの仲間などがかじった痕。

130615_26

 

大きい魚がたんくさんいる、しかも近づいてもあまり逃げないなぁ、

と思っていたら。

ホンソメワケベラがいて、クリーニング中だった!

130615_27

体表の寄生虫をつついて食べて、掃除してくれます。

周りで、掃除待ちの魚たちがうろうろ。

 

その中に、サザナミヤッコの幼魚もー!(ピンぼけだけど!)

130615_28

 

こちらの岩の下も魚影が濃い。

赤いのはテリエビス、銀色のはホソエビスかウケグチイットウダイ、たぶん。

潜ってのぞき込んだら、左上にハナミノカサゴの大きいのがいてドキッ。

130615_29

 

ハマサンゴは、以前までの感じとやはり違っている。

台風でずいぶん崩れたようなのもあるし、基部がスカスカになっているのも。

周りの海草がすぐに回復しているので、そうは思えない風になっているけれども。

130615_30

 

まぁでも、今生きているものたちは、みんな元気そうではあります。

イバラカンザシは前はもっとあったのだけれど。また増えるかな。

130615_31

 

イシヨウジがいました。お腹が大きいみたいなのでオスでしょう。

130615_32

 

チョウチョウウオの仲間、チョウハン。

130615_33

 

少し沖には、海藻類の多いガラモ場もあります。

130615_34

 

これは気をつけてほしい、ハナブサイソギンチャク。非常に毒が強く触れると痛いです。

130615_35

 

わ、ウミヘビが、逆立ちしてる!

130615_36

クロガシラウミヘビかなぁ、頭を砂地につっこんで、エサを探している模様。

 

こっちにもウミヘビ?!

いや、ウミヘビには蛇、つまり爬虫類のウミヘビと、魚類のウミヘビがあって、

これは顔が細くて体にヒレがある、魚のウミヘビの方。シマウミヘビ。

130615_37

 

キリンミノもいるし、

130615_38

 

こっちはまたハナミノカサゴ。

130615_39

 

ガンガゼも。危険生物シリーズ。でもみんなかっこいいんですよねー。

130615_40

 

マンジュウヒトデを見つけたら、

130615_41

 

そーっと裏返して表面をよく見ると、小さなエビが歩いています。

130615_42

 

こちらのマンジュウヒトデも …

130615_43

 

裏返したら、あっ!

写真には間に合わなかったけれど、右下の小さなキクメイシのサンゴに覆いかぶさり、

真ん中の口から胃袋を反転させて外に出し、キクメイシに押し付けて消化中だった!

130615_44

マンジュウヒトデがサンゴを食べることは知っていたけれど、

その現場を見ることはなかなかありませんでした … キクメイシを食べるのかー

 

まだ続く!