その3 からの続き。これでラストです。

泳ぎながら、時々顔を上げて位置を確認します。

空の雲がさわやかですねぇ。

130730_48

 

礁縁部にはソフトコーラルがありました。

130730_49

 

ケヤリムシの仲間が隙間から生えて触冠を広げています。

130730_50

 

元気なサンゴばかりでもありません。

こういうふうに半分だけ白くなっているのは、「白化」ではなく …

130730_51

 

オニヒトデが食べた痕と思われます。茶色いところは元気です。

130730_52

 

全体が白くなっていたら、オニヒトデに全部食べられちゃった直後の可能性もあるけれど、

その場合は骨の上を覆うサンゴの身の部分は消化されてなくなっています。

サンゴの身は残ったまま全体の色がだんだん薄く、白くなっていけば、

サンゴの身の中に共生している褐虫藻が抜け出す白化です。

130730_53

 

これも白化です。褐虫藻の茶色が抜けて、サンゴ自身の持つピンク色だけが

見えています。この状態ではサンゴはまだ生きています。

130730_54

 

白化したハナヤサイサンゴに、サンゴヤドリガニの小部屋ができていました。

住人はいないみたいだったけれども。

130730_55

白化の主要因は海水温の上昇と言われていますが、水温が落ち着けば

褐虫藻はまたサンゴに戻るようです。温度以外に水質の悪化も白化と関係しているかも

しれず、私たちにできることは、とにかくサンゴに余計なストレスを与えないよう、

汚排水を流さないなど海の水質環境をきれいにしておくことですね。

 

岩陰に、群体性のホヤと思われるものたち。

130730_56

 

ダイノウサンゴの仲間。(大脳 … 1kao10.gif?)

130730_57

 

礁縁部からサンゴ礁の内側へ戻ってきました。

単体サンゴのクサビライシがたくさんいる場所もあります。

130730_58

 

裏側はこんな感じです。これで、自分で歩くし、ひっくり返っても起き上がる。

130730_59

 

デバスズメダイの乱舞!

130730_60

 

葉状のサンゴが群生して、お花畑のよう。

130730_61

 

再びミスジチョウチョウウオ。ペアで泳いでいます。

130730_62

 

サンゴの森、決して人の手では作れないもの。

130730_63

 

泳がなければ見えない海の中。私たちの住む土地のすぐ隣に、

こんな世界が広がっていることを、多くの人に知ってほしいなと思いつつ。

130730_64

 

この日カメラが使えなかったNは、護岸の近くにたくさん落ちてサンゴに絡まっている

釣り糸や釣り針、おもりなどを回収してくれました。

130730_65

海で楽しませてもらっているから、ちょっとはお礼をしなくちゃね。

いや、もともと人が捨てたものだから、見つけたら回収するのは

人として当然かも。

 

西洲の海は素晴らしいサンゴ礁。

生き物の豊かな世界がずっと残っていくことを願いつつ。

 

ミニ連載へのお付き合いありがとうございました?。3shizen25.gif

はぁ、サンゴの同定勉強しに行かなきゃなぁ…