その3 からの続き。これでラストです。
泳ぎながら、時々顔を上げて位置を確認します。
空の雲がさわやかですねぇ。
礁縁部にはソフトコーラルがありました。
ケヤリムシの仲間が隙間から生えて触冠を広げています。
元気なサンゴばかりでもありません。
こういうふうに半分だけ白くなっているのは、「白化」ではなく …
オニヒトデが食べた痕と思われます。茶色いところは元気です。
全体が白くなっていたら、オニヒトデに全部食べられちゃった直後の可能性もあるけれど、
その場合は骨の上を覆うサンゴの身の部分は消化されてなくなっています。
サンゴの身は残ったまま全体の色がだんだん薄く、白くなっていけば、
サンゴの身の中に共生している褐虫藻が抜け出す白化です。
これも白化です。褐虫藻の茶色が抜けて、サンゴ自身の持つピンク色だけが
見えています。この状態ではサンゴはまだ生きています。
白化したハナヤサイサンゴに、サンゴヤドリガニの小部屋ができていました。
住人はいないみたいだったけれども。
白化の主要因は海水温の上昇と言われていますが、水温が落ち着けば
褐虫藻はまたサンゴに戻るようです。温度以外に水質の悪化も白化と関係しているかも
しれず、私たちにできることは、とにかくサンゴに余計なストレスを与えないよう、
汚排水を流さないなど海の水質環境をきれいにしておくことですね。
岩陰に、群体性のホヤと思われるものたち。
ダイノウサンゴの仲間。(大脳 …
?)
礁縁部からサンゴ礁の内側へ戻ってきました。
単体サンゴのクサビライシがたくさんいる場所もあります。
裏側はこんな感じです。これで、自分で歩くし、ひっくり返っても起き上がる。
デバスズメダイの乱舞!
葉状のサンゴが群生して、お花畑のよう。
再びミスジチョウチョウウオ。ペアで泳いでいます。
サンゴの森、決して人の手では作れないもの。
泳がなければ見えない海の中。私たちの住む土地のすぐ隣に、
こんな世界が広がっていることを、多くの人に知ってほしいなと思いつつ。
この日カメラが使えなかったNは、護岸の近くにたくさん落ちてサンゴに絡まっている
釣り糸や釣り針、おもりなどを回収してくれました。
海で楽しませてもらっているから、ちょっとはお礼をしなくちゃね。
いや、もともと人が捨てたものだから、見つけたら回収するのは
人として当然かも。
西洲の海は素晴らしいサンゴ礁。
生き物の豊かな世界がずっと残っていくことを願いつつ。
ミニ連載へのお付き合いありがとうございました?。
はぁ、サンゴの同定勉強しに行かなきゃなぁ…




















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