先週の カーミージ定点調査 では、サンゴがかなり白化 していたので、

翌日の23日には、糸満の大度海岸のサンゴを見に行って来ました。

 

そうしたら、こちらは思ったほどでもなく。 記録として写真を載せておきましょう。

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最干潮の時間が近かったので、とにかくどんどんリーフの先へ。

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大度海岸は、大きめ&深めの潮だまりにサンゴがたくさん生えています。

この枝は白化気味の色ですね。

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この黄色いサンゴの色合いも、白化。

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アップはこんな感じです。

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こちらのハマサンゴは、右下の塊が白化。同じ場所にいても個体差があります。

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この葉状サンゴは比較的元気な感じの色合い。

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このミドリイシも茶色が薄めだけれど、かろうじて色を保っています。

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キクメイシには、白化しているものとしていないものが。

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これも色はちょっと薄め。

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被覆状のサンゴは白化していました。カーミージーでもそうだったなぁ。

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このミドリイシも色は薄いですが、まだなんとか …

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エダコモンサンゴは大丈夫っぽい。

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これもまぁ大丈夫。

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これ(コノハシコロサンゴ?)は先だけ白いですが、だいたいいつもこんな感じ。

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ハマサンゴは、特に上側がちょっと白化気味ですね。

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まぁでも、全体にはカーミージーの沖ほどの白化は見られず、

種類によって部分的に起きている感じです。

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もともと暑さに強い種類が生き残っている場所なのか、

それとも水温が上がりにくいのか、理由はよく分かりませんが … 。

 

岸に戻る途中、こんなものを発見。

古いハマサンゴが、おそらく台風で転がされたんですね。

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ハマサンゴの根元ってキノコ状なんだなぁ。

 

台風で一次的に水がかき混ぜられて、水温が少し下がったようですが、

このまま、この暑さ続きが一段落してくれるといいですねー。

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サンゴの研究者やサンゴ礁保全活動を行っている人々が、

サンゴマップ というサイトを作っています。

この中で、白化情報?を集めた地図がありますので、Mも投稿しておきました。

サンゴマップはみんなのサンゴ情報を集めてマッピングしていくサイトです。

投稿は簡単、サンゴの同定なども必要ないので、海に行ってサンゴを見つけたら、

ちょっと写真を撮って、このサイトに投稿してみてくださいねー。