海の観察会が、台風前に終わって本当に良かった?!
昨日は午前中、うちの方ではものすごい雷雨がありました。
メリメリーッ と近くに落ちた音もしたり。
午後は雨が止んだので、その隙に野菜など食料の買い出し。
今日も雨が降ったり止んだりですね。
八重山の方は台風14号が近くに長居して、大変ですね。台湾の方も … 。
気象庁 の今日22時の衛星画像です。
後から来る15号 が、日本本土より大きいぜ …
今日18時の天気図と、これからやって来る台風15号の進路予想図。
(クリックで拡大します。)
進路が、当初予想からどんどん沖縄本島に近づいて南部直撃コース!
しかも、気圧が 930hPa で瞬間最大風速 65m/s の予想、これは強いー!
さらに、台風の進行方向の右半分が、より風の強い側になるので、
おそらく25日の午後から27日の朝まで、南部はかなり荒れそうです。
でも、怖がっていてはしょうがない。
しっかり準備をすれば大丈夫!
風に飛びそうな物は全部片付けて、動かせないものは紐で縛って、
開けた場所の駐車場は、車のタイヤに車止めを。(前に風で車が動いたし!)
ベランダの洗濯機には水を張り、重くして倒れないように。
フタはバタバタしないよう、布ガムテープで止めておくといいですよ。
(紙ガムテは、後ではがすのが大変だった。)
(8/26追記:下記の記事関連は、こちら も合わせてお読みください?)
台風のとき、窓やサッシの隙間から雨がしみ込んで来て大変!というアナタ
暴風域に入って、家族全員家の中からもう出ない、となったら、
部屋の窓やサッシを全部閉めて、
風下側の全ての隙間に新聞紙を細長く裂いたものを詰めておくと良いです。
これで風下側から空気が吸い出される勢いが弱まり、風上側のサッシの下から
雨が室内に吸い込まれるのが止まります。
ピューピューという風切り音もおさまって、少し静かになりますよ。
↓ こんな感じ。
で、台風は進むに連れて風向きが変わるので、
結局、部屋から吸い出される空気を止めるために、家の窓という窓に全部やります。
玄関のドアのまわりや新聞受け、換気扇、トイレやお風呂場の排水溝など、
外と空気の出入りがある場所には全て、新聞を1〜2枚はさんでフタをします。
外の気圧が下がるので、新聞紙がぴたっと外に向かって吸い付く感じになるはずです。
そうして、家を丸ごと密封してしまいます。
空気の出入りがなくなった室内は、風上側からサッシに風圧がかかっても
風下側から引っ張る力が弱いので、風通しの良い部屋よりはガラスが割れにくくなります。
また、かなりの暴風で風圧がかかっても、サッシの隙間から雨を吸い込むことがありません。
ただし、部屋の中でのドアの開け閉めには気をつけてくださいね。
空気の逃げ場がないので、ドアを動かすとき、ドアの面積分の空気を動かすのに
かなり力がかかります。急に開け閉めをしようとすると、どこか力の弱い場所に
無理がかかるかもしれません。
ドアに両手を添えて、ゆっくり動かすようにしてください。
去年、同じアパートで、暴風をまともに受けて、ベランダのサッシのガラスに
ヒビが入ったお部屋があったんですが、うちはおそらくこの密封作戦と、
ドアの開け閉めに気をつけていたおかげで大丈夫でした。
古民家のような隙間の多いおうちでは無理ですけれどもね …
だから昔の家は、ちゃんとフクギの並木で家を囲んで
風を防いでいたんだなぁ。
南向き海沿いうちの方はいつも風が強く、しばしば停電します。
すると復旧が遅いので、その対策も必要。
冷凍庫と冷蔵庫の中身を考えて、今から食事メニューを組み立てなきゃ。
停電しても、ドアを開けなければだいぶ中は保たれるんですけれどもね、
まる2日間停電したときは、冷蔵庫はさすがにぬるくなってた。
冷凍ものは半解凍を過ぎたくらいには解けていたけれど、まだ冷たくて、
痛むほどではありませんでした。
うちのごはんは土鍋で炊いているし、ガスは停電でも使えるので大丈夫。
なのでいつも、台風のときはカレー。
残り野菜やお肉を使って、大きいお鍋にまとめて作っておきます。
お皿も一つで済むし、停電の夜も作業が少なくて済むので便利。
懐中電灯と手回し発電ラジオもあるので、ばっちり
携帯もこれで充電できるんですよ。
沖縄は台風が来る場所だし、ある程度の被害は仕方ない。
いっそ、しっかり準備して、台風のダイナミックな力を
安全なオウチの中で楽しんじゃいましょう。
14号はTembin(テンビン)、
なにかと思ったら、日本語で天秤座の「てんびん」。あ、そうか。
15号はBolaven(ボラヴェン)、ラオス語で高原の名前、だそうです。
台風の名前は 気象庁のサイト に一覧がありますよ。
みなさまが安心してこの台風を乗り越えることを祈りつつ。