ようこそ、沖縄の海辺へ。

クラゲ・イソギンチャク類

 

RIMG5166 のコピー

 イボハタゴイソギンチャク Stychodactyla haddoni

 イノーや、海草藻場で時々見かけます。強い毒を持っています。
有名なアニメ映画により、クマノミやイソギンチャクは子供たちの間にも
広く知られるようになりました。
でも、イソギンチャクが毒針を持っていることや、触ると危険な事は、
案外忘れがち。
クマノミを見つけた子供が不用意に触らないように、
大人は常に注意しておくことが必要です。

 

RIMG4068 のコピー RIMG6355 のコピー

 左は、ハタゴイソギンチャク Stichodactyla gigantea。 右も同種?

 時には、小さな潮だまりにも、大潮の時に干上がってしまう浅い場所にも見られます。
つぶれていて、イソギンチャクとは気づかない事もあるので注意が必要。
とても強い毒をもっています。

 イソギンチャクには、魚の他に、エビ、カニ、コシオリエビ、巻き貝など、
毒に守られて暮らす生き物が、たくさん共生しています。

 

RIMG5143 のコピー RIMG4109 のコピー

 左は、ウンバチイソギンチャク Phillodiscus semoni
 右は、ハナブサイソギンチャク Actinodendron arboreum。

 ウンバチイソギンチャクは猛毒です! 海の蜂と言う名前。 浅いイノーにも分布します。
海藻と間違えやすいので、水中では不用意に海底に触らないことが重要。 死亡例もあります。
刺されたら、酢は使わず、海水で洗い流し、氷や冷水で冷やして、急いで病院で治療
皮膚に残った触手に酢をかけると、酢の刺激で刺胞が発射され、さらにひどく刺されます!

 ハナブサイソギンチャクの触手は、茶色いブロッコリーが伸びたような形をしています。
これも、強い毒を持っていて、触手の隙間にはエビ類が共生しています。
触手に触ると、イソギンチャクはズボッと一気に縮んで、あとに穴が残ります。

 

RIMG0026 のコピー RIMG4851 のコピー

 左は、イワスナギンチャク Palythoa tuberculosa
 右は、マメスナギンチャクの仲間 Zoanthus sp.

 イワスナギンチャクは、体内に猛毒!のパリトキシンpalytoxin を持っています。
フグ毒より強く、生物毒の中では3番目に強い毒です。
サンゴ礁の岩場の水たまりにいるので、決して触らないこと。

 マメスナギンチャクは、岩場の日陰の潮だまりでよく見られます。
写真は、触手を縮めているところ。 岩の表面をびっしりと覆っています。

 

 

海の環境教育のお問い合わせは        TEL O 9 O - 6 8 6 2 - 5 2 I 9          受付時間:10:00〜18:00

サイト内検索

アーカイブ

Count per Day

  • 434693総閲覧数:
  • 309700総訪問者数:
  • 114今日の訪問者数:
  • 109昨日の訪問者数:
  • 1現在オンライン中の人数:
  • 2015年3月27日カウント開始日:

Facebook

PAGETOP
Copyright © しかたに自然案内 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.