オキナワアナジャコ Thalassina anomala
一ヶ所にとどまって写真を撮って居たら、びっくりして地面の下から出てきました。
どうやら、地下に通路があったようです。巣穴を掘った泥で、地表に大きな塚を作ります。
西表では、高さ1m以上の大きな塚もあり、そこにはさらに別のカニが巣穴を掘って暮らしています。
左は、アナエビの仲間 Neaxius sp.。
右は、スナモグリの仲間 Callianassa sp.。
イノーの海草藻場には、大小様々な丸い穴が開いています。
アナエビの仲間の穴をのぞき込むと、赤いエビがこちらを見ています。
穴に海草の葉を差し込むと挟むので、引っ張り合いが楽しめます。
スナモグリの仲間は、砂泥干潟の澪すじの近くや水たまりの近くを掘ると出てきます。
体はとても柔らかく、体の表面が水をはじくため、水面に浮かんでしまってもがいている事が多い。
内地では、釣りエサに使われます。